カードの名前を使って行うカード当てです。観客に1枚のカードの名前を言ってもらいます。そのカードの名前を綴ると、観客の選んだカードが出現します。マルティプルアウトですが、基本的にはスペリング・トリックとして演じられます。

現象

  • 観客は全く自由に1枚のカードを心に思い浮かべます。
  • 観客はそのカードの名前を言います(例:ハートの7)。
  • マジシャンはデックをケースから取り出し、観客に渡します。
  • 観客はデックのトップから「ハ、ー、ト、の、な、な」と唱えて、カード名の文字数だけカードを配ります。
  • 配り終えた位置のトップカードをめくると、ハートの7が出現します。

解説(種明かし)

現象はシンプルですが、アウトが複雑なため、解説は5000字程度になります。

マルティプルアウトのため、一部で例外的な処理が生じますが、基本的に全てのカードに対して、カードの名前の綴りを用いたスペリングトリックが可能なシステムとなっています。最初から最後まで、マジシャンがデックに触れずに、観客の手だけで現象を起こすことも可能です。

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